LOGO NOVO MONTALCINO 赤ワイン「ロゴノーヴォ」イタリアトスカーナモルタチーノ
長い歳月をかけて見つけ出した絶好のロケーション・・・
ルーチェの隣畑
ルーチェによるワイナリー買収が決まり残念ながら生産終了となる。スーパータスカン「ロゴノーヴォ」
LOGO NOVO MONTALCINO 赤ワイン「ロゴノーヴォ」イタリアトスカーナモルタチーノ
産地:トスカーナ州シエナ県モンタルチーノ地区
イタリアトスカーナを代表する1本「ルーチェ」の隣の畑です。土壌や気候は同じと言っていいでしょう。魚沼産コシヒカリの隣の田んぼは、それを名乗れないような感じ。しかしながらルーチェに買収されてしまいましたので、ここで作られた葡萄も今後はルーチェとして売られていくことになるのでしょう
北隣にはルーチェの畑:Tenuta Luce ロゴノーヴォの畑LOGO NOVO
葡萄品種:サンジョベーゼ60%、メルロ25%、プティ・ヴェルド7%、サグランティーノ5%、シラー3%
※サンジョベーゼ=イタリアで最も多く栽培されている赤ワインの葡萄「サンジョベーゼ」とは「ジュピターの血」と言う意味で古代ローマからある歴史深い品種。ピノノアールと同じく遺伝子変異が非常に激しい品種で、ブルネッロはサンジョベーゼの亜種である
※メルロー フランス ボルドー地方原産の赤ワイン用の葡萄。深みのある色合いときめの細やかなタンニンがあり、柔らかくて丸みを帯びたふくよかな味わい
※プティ・ヴェルド=とても力強く、パワフルな葡萄 生産に時間がかかることから、少量の収穫しかなく、昔からワインのスパイスのように5%くらい混ぜられるのが多かった
※サグランティーノ=イタリアのウンブリア州の土着品種の黒ぶどう。タンニン(ポリフェノール)が豊富で世界一の含有量と言われています。タンニンが豊富にあるため、ワインの色合いは濃く、若いうちは強い渋みが感じられ、長期熟成に耐えることができます
※シラー 赤ワインに使われる黒ぶどう。スパイシーでパワフルな風味が特徴。オーストラリアのシラーズはシラーの派生系で似た品種だが独特の黒胡椒のような香りがシラーにはあります
ステンレスタンクで発酵、バリック18ヶ月熟成(新樽30%)
あえてD.O.C.G.ブルネッロを作らなかったこそ生まれた5つの品種の一体感
※ステンレスタンク=ステンレス素材のワイン貯蔵タンク 温度管理などが自由でワインに余計な香りなどを与えません
※バリック=ボルドー地方やコニャック地方でワイン熟成に使用される小型の樽のこと。かつては輸送用にも使われていた。オーク(樫)を使用して作られている。小型の樽で熟成させると熟成期間を短縮できたり、色素を安定させてワインの色を濃くしたりできます。
※DOCG=イタリアのワイン格付けで最も規定の厳しい最上位に値するもの
※ブルネッロ=ブドウの名前
※Brunello di Montalcino(ブルネッロ・ディ・モルタチーノ)「バローロ」「バルバレスコ」と並び、イタリアの3大銘酒の一つモルタチーノの土地でブルネッロ(サンジョベーゼ・グロッソ)の葡萄を100%使ったものだけがDOCGの格付けを得られる
しかしこのワインはその葡萄と格付けを捨ててまで、自らの作りたいワインを貫いた
【ロゴノーヴォ】ロゴノーヴォ・ロッソ[2015](赤ワイン)[750ml][イタリア][トスカーナ][ミディアムボディ][辛口]価格:3,278円 (2022/5/25 18:44時点) 感想(0件) |